ところで、住宅ローンっていつでも借り換えていいのかな?

ちなみに、住宅ローンの「借り換え」を考えるケースとしては、
・自分のローンより、低金利の住宅ローンがある時
・現在の住宅ローン返済が苦しい時
・固定金利型の住宅ローンにしたい時
・固定金利期間が終わる時
などが考えられるけれど、借り換えるということは、「新規でローンを組む」ことになるので、
まずは「残金分の住宅ローンの審査をクリアできるかどうか」が大切らしい。

そこで「借り換え」のタイミングについて注目してみました!
ポイントは4つ!

★転職予定なら、転職前に借り換えよう!
一般的にローンを組むには、「3年以上の勤続年数」が必要だと言われている。
金融機関によっては転職後の年収と返済額を見比べて、
・同業種へのキャリアアップが認められる転職の場合
・転職先企業発行の収入見込み証明がある場合
など、転職後の年収がある程度確約されれば審査が通る場合もある。
ただ、条件的に厳しくなる場合が多いため、できれば借り換えがすべて終わった後に転職した方がよいかも。

★年収が下がりそうなら10月までがチャンス!
ローンを組む条件として、年収が「新規の場合は200~300万円」「借り換えの場合は400万円以上」と、借り換え時は新規時より年収が上がっていることを重視されるというウワサ。
けれど、近年は年収が下がっている人も多いため、借り換えをしようとしてもローンが組めないケースもある様子。
特に会社員は前年度の年収で評価される。ただし、12月になると今年度の年収で審査される可能性があるので、今年度の年収が下がりそうな場合は、10月頃までにローンを申請した方がよい。

★「健康」も重要ポイント!
住宅ローンの審査では「健康状態」もポイント。ローン借入れ時に生命保険に加入できる健康状態でないと、多くの金融機関が条件にあげている「団体信用生命保険への加入」できないからです!
「健康であれば年齢なんて関係ない」と思いがちだけど、あまりに年をとってからだと金融機関指定の保険の審査が通りにくくなるので、なるべく若いうちに借り換えをした方がベター。

現在、期間限定の固定金利ローンを利用しているなら…
★固定金利の期間中に次のローンを探そう!
現在、10年等の限定期間の固定金利で借りている場合は、固定期間が終わった後に金利がどうなるか、前もって調べておくべき。今のローンが金利面での優遇が大きく、期間終了後に変動や短期固定に切り替わる際に優遇措置がなくなったりすると、負担が増えてしまう場合もある。
また、金利が上昇傾向にある今、期間終了後まで待つと金利がどのくらい高くなっているかわからないので、期間中からいろいろとチェックしておき、よいローンがあったら、終了前に借り換えるのも手。

ローンを返すのって、お金だけじゃなくて、健康も仕事も維持しといた方が有利!
なんだか意外に大変~
でも、借り換えたい時に借り換えできないと、ローン返済で損をする場合もあるので、かしこく返済するためにも覚えておきましょ。

貯める方法ー一人暮らしOL編ー